女性にとって結婚式で着る衣装は一生の思い出に残る大切なものです。式の直前になって慌てて決めるのでなく、二人でよく話し合い、時間的に余裕をもってしっかりと準備していきます。結婚式の衣装はおおよそ6か月前から始めるのが一般的で、式の3か月前には決定しているのが理想です。衣装を決める際には、洋装にするのか和装にするのか、衣装はレンタルにするのかなどを事前に二人で話し合い、だいたいの衣装のイメージを決めてから下見に行きます。

また、衣装計画でまず、最初に決める必要があるのは、お色直しの回数です。せっかくの結婚式だからとお色直しを何回も行うとその分着替えに時間がかかり、招待客と過ごす時間が減ってしまいます。また洋装から和装へのお色直しの際は着付けには時間がかかりますので、その間に招待客が飽きないように工夫した演出が必要です。こうした事情から最近のお色直しは1回がほとんどで、招待客との時間を大切に考える新郎新婦が増え、お色直しを行わないケースも増えています。

仮に、和装で挙式をして、披露宴ではドレスを着たいという場合には、披露宴前に招待客をお待たせして、和装からウエディングドレスに着替えてお色直しにすれば、招待客の待ち時間は減りますし、式終了後、髪形を洋髪に変えて、白無垢で入場し、お色直しでウエディングドレスを着る方法もあります。また、会場の広さによっても衣装を考える必要があり、100名以上の場合にはプリンセスライン、50名以下の場合には、スレンダーラインやマーメイドラインでボリュームを合わせることも大事です。

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